定期的に行われている私たちの会の話し合いの模様を時々このページでお知らせします。

7月2日 県立がんセンター小児科部長浅見恵子医師を招いて

 いつも10数人が集まる第一火曜日の新潟市総合福祉会館。今回は9月開催予定の支援の会主催のシンポジウムの計画や、支援活動の改善点などを話し、その後新潟県立がんセンター小児科部長浅見恵子先生をお招きし、先生のお話しを伺いました。

 小児がんを始めとする病気の子どもたちを長い間診てこられた浅見先生は、優しそうなおばさん先生。小児がんというと助からないというイメージはもう過去のもの。ただ、自宅看護も含めてどうしても治療には時間がかかる。心配なのは付き添われるご両親のこと。ちっちゃなお子さんをもつご両親はまだ若く、経済的余裕が少ない方が多い。宿泊場所の問題はだから大きい。「元気な家族が病院の近くに来てお子さんを迎えられるような場所がほしい」とのこと。

 骨髄移植では一ヶ月間患児がクリーンルームに入る。その間、付き添いのお母さんには居場所がない。でも、子どもの顔が見たくて、遠くに住んでいても毎日電車を乗り継いで会いに来る。ターミナルケアもある。遠くに住むご両親が小さな兄弟を連れ、一緒に入院中の患児と過ごす。そんなときに、ハウスのような施設は貴重。

 ハウスの予約や運営にもさまざまなアドバイスを。ありがとうございます。